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ヨーロッパアルプス紀行「⑥フィルスト ハイキング」

2019.07.27
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 グリンデルワルトは今日も天気が良く、朝日に輝くアイガーの岩肌を見ることができる。紫外線が強いのでサングラスをしてホテルを出る。ホテルの直ぐ上にゴンドラの駅があり、ここからゴンドラに乗って25分、フィルスト(2,167m)に到着する。駅から少し登り、フィルストの西の断崖に付けられた、足場が格子状の250メートルの鉄の橋を渡り、展望台へ向かう。アイガーに向けてせり出した先端では、遮るものが無く、アルプスの峰々が見渡せ、眼下にはグリンデルワルトの村を見ることができた。展望台からは、ユングフラウ三山をグリンデルワルトの村より東側から目線の高さで見ることになり、麓で見たアイガーの大きな山塊はギザギザの薄い板状に見える。
 
展望台からバッハアルプゼー(2,271m)を目指す。バッハアルプゼーは雪解け水でできた2つの湖であり、フィルストからは往復6キロメートル、約2時間のハイキングである。小さな湖越しにアイガーの東側に連なる、ピラミッド形のシュレックホルン(4,078m)、ヴェッターホルン(3,692m)などの美しい峰々が見える。湖畔のトイレは水洗で清浄である。スイスでは3000メートルを超えるような展望台でも水洗トイレとなっており、排水管が麓まで導かれ浄化されているそうである。
 
道中は、アイガーウォーキング同様、アルプに高山植物が咲き、こちらは少し群落をなしていた。夏も終わりが近づき、咲く花も交代の時期を迎えている。谷合には牛が放牧され、ガランガランとカウベルの音をのせた風が吹き上げ頬に爽快である。

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