ズッキーニ

2019.07.15
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 昨年に引き続き今年も植えてみたズッキーニが最盛期になってきた。ズッキーニは中心となる茎から次々と長い葉柄と大型の葉や花を付けるので茎は自立できず、支えが無いと茎は畝の上でのたうち回ることになる。受粉した花に大きな実がなるが、果実は畝面に接触すると腐ってくるので、接触しないように茎を保持する必要がある。昨年は、数本の細い竹で棚を作り、茎を棚の上に載せて見たが、行儀が悪く棚から逸脱しそうになり、大きな棚が必要であった。

 今年は、棚に茎をのせる水平方式からイボ竹で茎を保持する垂直方式に変えてみた。茎が傾斜する方にイボ竹を差し、茎が上の方向に伸びるよう矯正するようにした。ズッキーニは大きな葉を広げるので大きな栽培面積が必要であるが、この方式はイボ竹をかなりの頻度で刺し直す必要があるものの、面積は少なく済むメリットがある。

 ズッキーニは、果実の外見は同じウリ科のキュウリに似ているが、カボチャ属であり、つるなしカボチャとも言われる。花は雌花と雄花が同じ茎から出てくるが、花は朝に咲き、昼には閉じてしまうので、同じ日に雌花、雄花が同時に咲き、異なる株間でも良いが、受粉行為を虫が手助けしてくれないと実はならない。蜂が雄花から雌花へ飛び移ってくれたか見届けるわけにもいかず、人工授粉を毎朝日課としている。雄花しか咲いていない時には、摘んだ雄花を冷蔵庫で保存し、雌花しか咲いていない時に使用している。 

 ズッキーニは生でも食べられるが、主に加熱調理されることが多く、南仏の煮込み料理「ラタトゥイユ」には欠かせない食材である。我が家でも調理メニューとしては、ナスと同様に煮る、焼く料理に用いている。果実だけではなく、花も花芯を取ったものを食用として利用できる。雄花も受粉しなかった雌花も天ぷらや、粉チーズを詰めてオーブンで焼くなどして食すと、とても美味しい。栄養面も、ビタミン類、カリウムなどを豊富に含み、低カロリー、低糖質であり、心臓病、動脈硬化の予防、血圧の低下、美容、ダイエット、アンチエイジングに効能あるとのこと。

 栽培は多少面倒だが、食卓が賑わうこと、健康増進を期待して手間を惜しまないようにしよう。

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