国宝松本城

2019.04.14
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 千葉の実家へ奈良から車で出掛け、帰りは昭島市にて宿泊し、新東名ではなく中央道を利用して戻ることにした。
少し横道にそれるが、松本に寄り、蕎麦を食べたくなったからである。岡谷JCTから長野道に入り、松本ICで降りて松本城を目指した。松本城の“そば”には蕎麦の美味しい店がいくつかあるからである。

 腹ごしらえとして蕎麦を食べたいところであるが、昼時の混雑を避けるため、先にお城見学とした。大手前の入口には「国宝松本城」と大書してある。日本のお城で、現在天守の建物を残す城は12しかなく、国宝となっているのは、姫路城、犬山城、彦根城、松江城、松本城の5つである。さらに、五重の天守は姫路城と松本城だけである。国宝と冠を被せるところに、地元の入れ込みようが見えてくる。桜の時期でもあり、城内は大勢の観光客で賑わっていた。

 訪れた日はあいにくの天候であり、松本城が最もインスタ映えする風景を見ることはできなかった。天気が良ければ雄大な北アルプスを借景として、堀に姿を映す天守は絶景である。特に北アルプスの山々の残雪の白とお城の黒のコントラストが良い。天守自体の壁面は上部が白漆喰、下部が黒漆塗りの下見板で覆っており,この白黒の対比も美しい。国宝となっているお城の共通点は、破風(はふ)が特に優美なことではなかろうかと見入ってしまう。

 何れに“しろ”、おらが国の自慢、象徴とすることができる「国宝松本城」があるのは羨ましい限りである。松本市では、城の門や櫓、堀の修復、城下町の街並み整備が市を挙げて行われており、市民の宝である「国宝松本城」は地域の核として地域活性化の効果絶大である。お城見学の後に食べた「ざるそば」は、さすが本場信州、格別の味であり、追加で頼んだ「ねずみ大根おろし」がピリリと効いていた。

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