富士と芝桜

2018.04.22
%e8%8a%9d%e6%a1%9c

桜は桜でも「芝桜」。場所は五千円札、千円札の裏面の「逆さ富士」で有名な富士五湖の一つである本栖湖(もとすこ)の近く、山梨県富士河口湖町の富士本栖湖リゾートである。

この時期、「富士芝桜まつり」が開かれ(今年は開催期間が4月14日から5月27日)、残雪が美しい雄大な富士山と一面をピンク色に染める芝桜の競演が楽しめる。

訪れたときは四分咲き程度であったが、キャッチフレーズの「首都圏最大級の約80万株の芝桜が富士山麓の広大な敷地に咲き誇る」という景色は想像に難くない。会場内ではご当地グルメや大道芸など楽しめるイベントなども開催され、天候にも恵まれ気分爽快であった。

「芝桜」はバラ科の「桜」とは異なり、ハナシノブ科の多年草であり、芝生のように増殖していくことと、次々と開花するので観賞期間が長いこともあり、近年あちこちに芝桜の絨毯が出現している。

「逆さ富士」は自然が絶妙なタイミングで見せる水墨画の様であるが、富士山麓のキャンバスに描く「芝桜」の花模様は自然と人間が織りなす色彩画である。どちらもコントラストが素晴らしく、写真愛好家や絵描きには、たまらない素材である。

ページトップ