恐竜博物館

2018.03.12
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山中温泉から国道364号線を南に15kmほど山越えして行くと、福井県永平寺町に出る。九頭竜川沿いに更に東へ15kmほど行くと、勝山市の長尾山総合公園にある「福井県立恐竜博物館」に着く。
「福井県立恐竜博物館」は、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館と称されている。博物館に程近い勝山市北谷町の手取層群北谷層からは、恐竜のほか、両生類、魚類、淡水生貝類、陸生植物などの多くの化石が発掘されており、発掘現場は、野外恐竜博物館の一部として、見学することができる。2009年10月に、勝山市全域が「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」として日本ジオパークに認定され、2017年2月には、「勝山恐竜化石群及び産地」として国の天然記念物(地質・鉱物)に指定されている。
ドーム型の巨大な無柱空間である常設展示室(恐竜ホール)には、40体以上の恐竜の全身骨格が展示されている。この中には、福井県で発掘されたフクイサウルスとフクイラプトルの2体の恐竜復元骨格もある。ティラノサウルスの精巧なロボットや、太古の昔の世界を想像させるジオラマなど、じっくり楽しめる施設である。恐竜好きには堪らない博物館ではないだろうか。
1982年に中生代白亜紀前期のワニ類の全身骨格化石が発見された事が発端となり、現在の恐竜博物館へと繋がっているが、ただの岩石としか見えない私には、発掘やクリーニング作業での根気強さには敬服するのみである。

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