水屋の大楠

2018.01.07
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巨樹・巨木を見るのが好きである。

写真は、三重県松阪市飯高町赤桶(いいたかちょうあこう)の水屋神社にある大楠である。水屋神社は、国道166号線(和歌山街道)沿いにあり、清流で知られる櫛田川との間にある。境内に入ると、拝殿の左に聳える大きな楠に目が行くが、隣り合わせに聳えている大きな杉と根が接しており「楠椙和合の樹」と表示されており「水屋の2号楠」とのこと。少し奥に進み本殿の裏側に、周囲を圧倒する驚くほど大きなこの楠がある。

水屋神社には、多くの巨木があり、楠、杉だけではなく、椋、欅、鹿子の巨木もある。境内は巨木の森となっている。 「水屋の大楠」は三重県の天然記念物に指定され、樹高は38m、樹齢1000年とされていたが、2001年の環境省・巨大林調査においては、目通り幹回りが16.63mと確認されている。

この樹は、根張りが山の裾野のように大きく広がり、巨大な根元から幹が端整な姿で立ち、上部で三又に分かれて樹勢が良い。また、1000年もの間生き抜いてきたのにも関わらず、洞も枯れた部分もなく、重量感たっぷりの御姿で見事と言うほかない。

関西には,大木を御神木とする由緒ある神社が多数あるが、特に紀伊半島は温暖で多雨の気候であることから、巨樹・巨木が多い。

巨樹・巨木を見ると、幾多の年月を生き抜いて来た、その生命力と大きさに畏敬の念を抱く。人々が、御神木として崇め奉る気持ちになるのも当然である。

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