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シュエダゴンパゴダ

2017.06.27
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ミャンマーは「上座部仏教」の国である。写真はヤンゴンの中心にあるミャンマー人にとっては聖地である「シュエダゴンパゴタ」である。中心にある黄金のストゥーパは高さ100mほどもあり境内の丘は広大である。参拝はミャンッマーの正装である布を腰に巻きつけた「ロンジー」を身につけるべきであるが、肌は極力露出させてはならない。一方タイの寺院と同様に入場は裸足で土足は厳禁である。

ミャンマーは、長く自宅軟禁状態であったアウンサンスーチー女史が率いる民主化勢力が軍事政権に代わり政権を握り、昨年には文民大統領も誕生し、ニュースにも頻繁に登場する存在となった。

年配の人には、ミャンマーよりビルマ、ヤンゴンよりラングーンと言った方がお馴染みかも知れない。また、竹山道夫の児童文学であり、2度市川崑監督の映画となった「ビルマの竪琴」の舞台でもある。1985年に封切られた2度目の映画は主演が「中井貴一」と言うこともあり、ご婦人方には記憶されている方も多いと思う。日本はビルマ戦線で多くの死者を出したが、日本兵の御霊を弔うために、僧となってビルマに残る水島上等兵を通して戦争の非情さを描いた映画である。

周囲を、インド、バングラデシュ、中国、タイなど大国に囲まれ、数奇な歴史を刻んできたミャンマーは、民主化と外国資本の導入で、経済発展の道を歩み始めている。行政機関の上層部は、軍人出身の人も多いが、欧米や日本への留学経験者も多数おり、外国語にも堪能である。

今回は、JCM設備補助事業として、ヤンゴン市のごみ焼却発電設備の竣工状況を確認しに訪れた。ミャンマー初のごみ焼却炉である。インフラ整備は動脈が優先しがちであるが、小規模ながら静脈設備をいち早く導入し、自ら運転ノウハウの習得にも努めていた。将来の展開が期待できそうである。

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