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ニホンオオカミ

2017.04.25
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キョンが房総半島の南部で大繁殖しているらしい。勝浦にかつてあったレジャー施設から逸走したものが、可也の農作物被害を出すまで増えたようである。キョンは小さなシカであるが繁殖力は旺盛、駆除が追い付かないらしい。特定外来生物である。

キョンも数匹程度なら小泉今日子のように愛くるしいが、数万頭まで増えると、農家にとっては死活問題である。

キョンに限らず、日本のあちこちで野生動物による被害が出ている。原因の一つは、ハンターが高齢化により減少し、駆除が追い付かないことにあるらしい。本来は人間が最大の天敵の筈が、そうではなくなってしまった。今やハンターは絶滅危惧種とまで言われている。

写真は、絶滅してしまった「ニホンオオカミ」のブロンズ像である。所は、奈良県吉野郡東吉野村鷲家口である。1905年、ここで最後の「ニホンオオカミ」が捕獲され、大英博物館で標本となっている。ここは、天誅組の終焉の地でもある。

「ニホンオオカミ」が存命なら、キョンの天敵となったかもしれない。

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