トップページ > 鶴見緑地便り > 白山白川郷ホワイトロード

白山白川郷ホワイトロード

2021.10.27
%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%83%e3%83%81

 「白山白川郷ホワイトロード」は石川県白山市尾添(おぞう)と岐阜県大野郡白川村鳩谷(はとたに)を結び、白山の北側の標高600m~1450mの山岳地帯を走る33.3kmの観光道路である。1977年に開通し、2015年4月に名称変更となるまでは、「白山スーパー林道」であった。自宅を午前8時に出発し、西名阪、東名阪、名古屋高速、東海北陸道を走り、白川郷ICで下りる。白川村の街中を抜けると、ホワイトロードの入り口は直ぐである。庄川沿いの白川郷を背に、20分ほど上ると、最高地点に近い三方岩(さんぽういわ)駐車場に12時50分に到着した。

%e7%94%bb%e5%83%8f2

%e7%94%bb%e5%83%8f3

 車で着替えし、靴を履き替えて三方岩岳山頂(1736m)へトレッキングを開始。山頂までの登山道は良く整備されているが、二日前に降った雪が融けてどろんこ道のところがあり難渋するが、下りてくる人は皆明るく「こんにちは」と挨拶する。ブナの原生林やダケカンバの老木、カエデ、ウルシ、ナナカマドなどの紅葉した木々を見ながら55分で山頂である。頂上からは、東側に庄川の谷と北アルプスの山々が、南側には山頂部が雲に隠れているが、冠雪の白山の峰々を眺めることができた。360°の絶景パノラマを写真に撮って大満足である。下る時にすれ違う人には、こちらから笑顔で道を譲り「こんにちは」である。駐車場へ戻り、ホースで沢から水を引いた洗い場でトレッキングシューズについた泥を落とし、石川県側へ下ることにする。

%e7%94%bb%e5%83%8f4

%e7%94%bb%e5%83%8f5

 県境の三方岩トンネルを抜けると、蛇谷渓谷(じゃだにけいこく)の深いV字谷の断崖絶壁に沿ってつづら折りの道である。途中、水量が多い時には水しぶきが道路をおおうこともある落差86mの「ふくべの大滝」、落ちる水の流れが振り乱す老婆の白髪のように見える落差76mの「姥ケ滝」(うばがたき)など7つの滝がある。主な見どころには駐車場があり、蛇谷園地駐車場からは、渓谷に下り、「姥ケ滝」の向かいまで行くことができる遊歩道が整備されており、川底から出る温泉「親谷の湯」では無料の露天風呂・足湯が利用できる。遊歩道は入場が午後4時までとなっており、5分ほど遅れて残念ながら入ることが出来なかった。今晩は、温泉宿でトレッキングした体を癒すことにする。

 「白山白川郷ホワイトロード」は道路わきから谷底を見ると足が竦むほどの断崖絶壁にあるが、幅員6.5mの全線舗装2車線で、林道のイメージからはほど遠い山岳ドライブコースである。白山は純白の雪を被り、遠くからもその姿を見ることができることからついた名であるように、道路は豪雪に埋もれるが、V字谷にあるため、立山黒部アルペンルートの室堂の「雪の大谷」のような除雪はできない。供用期間は6月上旬から11月10日まで(変更することあり)となっており、冬の閉鎖期間が長い。次は新緑の季節に来てみたいものである。

ページトップ