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御堂筋イルミネーション

2019.12.20
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 各地のイチョウ並木もほとんど落葉し淋しくなったが、大阪御堂筋のイチョウ並木は宵闇が迫ると、イルミネーションで輝き始める。大阪では、「水と光の首都大阪」としてのブランド確立・観光振興策として、光により大阪の魅力を彩る「大阪光の饗宴」を11月から1月までの間、大阪府内各地で実施している。そのうち、「御堂筋イルミネーション」と大阪市役所、中之島公会堂などの中之島地域を会場とする「OSAKA光のルネサンス」の二つがコアプログラムとなっている。

 「OSAKA光のルネサンス」では、目玉として中之島公会堂の東側面を利用したプロジェクションマッピングを行っている。大阪の名物、名所などを建物の壁面と上手くマッチングさせて表現しており、なかなか出来栄えが良いアートである。10分ほどの上映を見終わり、大阪市役所前から御堂筋を南へ歩き、「御堂筋イルミネーション」を楽しむ。

 御堂筋は中央4車線の車道と両側の2車線の側道との間の分離帯と、側道と歩道との間にも並木が植えられており、すべての並木がLEDで飾られている。梅田から難波までの約4キロメートルの南北を貫く大阪の大動脈が圧倒的な煌めきである。豆電球がLEDとなって煌めき方は毎年進化している。今年はエリアごとに5色に分けられており、調光により色彩が変化するゾーンもあり、柔らかな光の芸術はロマンチックな気分にさせる。
 
1971年、台湾出身の欧陽菲菲(オーヤン、フィーフィー)のデビューシングルである「雨の御堂筋」では、「・・・夜のいちょう並木は 枯葉をおとし 雨の舗道は 淋しく光る・・」とあり、この頃は、御堂筋のオフィス街はネオンと街路灯の灯りだけであった。この後の歌詞も「あなた・・・あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く」と淋しい感じである。どうせ、そぞろ歩くなら、1976年発売、海原千里・万里の「大阪ラプソディ」の「あの人も この人も そぞろ歩く 宵の街 どこへ行くふたりづれ 御堂筋は 恋の道」と甘い夢を唄いたいものである。
車が南行きの一方通行である御堂筋は、制限がない歩道も南へ向いて歩く人が多い。そう言えば、前出のどちらの歌も御堂筋を南に向かって歩いているが何故だろうか。

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