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ミヤマカケス

2019.12.16
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 今回訪れた民宿は北海道の根室半島の付け根で風蓮湖に近くにあり、冬になるとミヤマカケスが庭の木々や設置されたバードテーブル(餌台)にやってきます。 今日はエゾリスが先にテラスに来て、餌を食べて、ミヤマカケスがやって来るのを待っていました。カケスは一年中九州以北の低い山に生息している鳥で、人の気配がすると逃げてしまうシャイな性格です。北海道に生息するカケスの亜種ミヤマカケスもシャイですが、この時期は餌欲しさにやってきます。

 カケスは羽の一部分に特徴的な青い模様と白い色の部分がある美しい鳥ですが、鳴き声はジェージェーとうるさく、眼つきも悪いため、好き嫌いが分かれる鳥です。ところが、ここ北海道のミヤマカケスは、本州のカケスとは頭の色や、目の色が違い、愛嬌のある顔立ちをしています。

 カケスはドングリを好んで食べ、またこれをよく地中にこれを埋め込んで、餌の少ない冬の為に蓄える、貯食をすることで知られています。彼らは隠した場所をかなりの確率で覚えていて、冬の食べ物の少ない時期に取り出して食べるそうです。貯食をする動物というとエゾリスも貯食することで知られていますが、カケスと違い、隠した場所は嗅覚で探すそうで、忘れてしまうことも多いようです。

 エゾリスやミヤマカケスが土や木に埋め、忘れてしまった木の実はいずれ芽を出し、ドングリの木となります。 彼らは森をはぐくむ一員です。多種多用な生物が生息する北海道の自然は懐の深さを感じます。

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